スタッフブログ

皆様こんにちは、業務の結城です。

世間では昨日からGWに突入しているらしいですね。
なにやら今年は昨年に比べると海外へ旅行される方が減ったとか。

そこで、今年はもう遅いかもしれませんが、
国内旅行で一度は訪れてみたい、おススメの場所をご紹介いたします。

北海道上士幌町糠平湖にありますタウシュベツ橋梁です。

元々は、旧国鉄士幌線が開通した際、タウシュベツ川に架けられた橋で、

発電用ダム湖である糠平湖の建設で湖底に沈むことになりました。

糠平湖は人造湖で、季節や発電によって水位が劇的に変化するため、
橋梁全体が水に覆われてしまう時期もあれば、水位ゼロとなって橋梁全体が見渡せる時期もあります。

その様子から、「幻の橋」とも呼ばれています。

湖面に下りて橋梁を見渡せるのは、だいたい
３月～５月くらいでしょうか。

その他の時期は水面に覆われ、だいたい６～７月頃には湖面に橋梁が映りこみ「めがね橋」と呼ばれます。

秋から冬にかけて段々と水位が上昇し、ついには水没し、真冬には湖面は凍結してしまいます。

そのようなことを繰り返すため橋は年々劣化し、

いずれ崩壊する運命にあります。

これらの写真は２年程前訪れて、実際撮った写真です。

丁度水位がゼロの貴重な時期で、湖面に降りる
ことができました。



この世のものとは思えないほど、幻想的な世界が広がっていました。

まるで絵画の中に降りたような気持ちでした。



入口は見つけ難く、「熊出没注意！」とある林道を歩いて進む為、多少の覚悟は必要です・・・


写真でも確認できますが、2003年の十勝沖地震で橋の中央が崩落してしまっています。

いずれ崩壊する運命にあるこの橋、機会があれば見られるうちに是非・・・